小麦胚芽油 アレルギーとは

小麦胚芽油 アレルギーとは?

最近、小麦胚芽油をつかった料理用油が出回ってます。
小麦胚芽油というのは、小麦粉をつくるときに取り除かれた胚芽から抽出された油です。

 

小麦胚芽油に生殖能力を高める効果があることから、その成分が研究され、生活習慣病を予防するビタミンEの発見につながったという経緯がありました。
いまでもコレステロール解消のために使われる方が増えています。

 

小麦にはアレルギーがある

しかし近年、小麦にはアレルギー性があることがわかってきました。
小麦によるアレルギーは卵、牛乳、大豆など他のアレルギーと違い、乳幼児から小学生に限らず、成人患者が多く、かつ治りにくいと言われているアレルギーで、日本人全体に次第に増えてきています。
小麦を摂取した場合に起こるアレルギー症状は、じんましんや湿疹などのアトピー性皮膚炎や運動誘発性のアナフィラキシーなどであり、後者は食物アレルゲンのみ、あるいは運動の みでは発症せず、両者が組み合わさって初めて症状が出現します。

 

グルテン

小麦アレルギーの主要アレルゲン(抗原)はグルテンなどの小麦タンパク質です。
グルテンは大麦や燕麦、ライ麦などには含まれてはいない小麦だけに含まれているタンパク質です。
グルテンは小麦アレルギーを発症する人の血液の中に存在するIGE抗体(免疫グロブリン)が小麦タンパクと結合し、肥満細胞を刺激してヒスタミンを呼び起こします。

 

ヒスタミン

ヒスタミンは全身の血管を開いて、血圧を下げる働きがあり、ときには急な血 圧低下を引き起こします。
またこの小麦アレルギーは呼吸を困難にする作用もあり、気管支喘息発作状態となり、さらに意識低下によって先に述べたアナフィラキシー・ショックを引き起こします。
小麦 を含む食品は完全に回避するのは難しい為、症状を誘発する摂取量を考えて、発症しないレベルを見つけるのがポイントです。

 

小麦アレルギーの大変なところは色んな所に小麦が使われた食物があるため油断が出来ない点にあります。
小麦アレルギーのある方は身体にいいからといって小麦胚芽油をとると危険なので、注意が必要です。