有機野菜とアトピー性皮膚炎

有機野菜とアトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、免疫反応がもたらす症状であることは分かっているものの、発症因子の抗原は、ハウスダストや特定の食品、残留農薬、食品添加物、排気ガス、ストレスなど多岐にわたっており、現在も効果的な治療法が確立しているとは言えません。

 

そして、アトピー性皮膚炎のお子様を持つ親御さまもどうしたら改善できるのか、日々試行錯誤しながら病気と闘っています。

 

 

そのなかで有機野菜や無農薬野菜を取ることでアトピー性皮膚炎が直ったという話を多数聞きます。
有機野菜や無農薬野菜は農薬を含まないのでアレルゲンを刺激せず、アレルギー症状の体質を改善することができるからです。

普通の農家では虫や雑草の駆除のために農薬が使われています。
農薬は野菜や果物などの農作物、そして農作物を栽培する土壌に蓄積していき、これらの農作物を食べる人間にも悪影響を及ぼします。

 

普通の野菜にはこういう残留農薬が残っているので、食べているうちにヒ素を始めとした農薬が身体にたまり、アトピー性皮膚炎の原因になってしまうわけです。

 

有機野菜や無農薬野菜は、きちんと洗って食べれば、栄養価(ミネラルやビタミンなども)が高く残留農薬の危険性が低かったりしますので、基本的には健康には良いと思います。
そう言った側面からアレルギー症状の軽減には役立つとは思いますが、有機野菜さえ食べてればアトピーが治るとはいいきれません。

 

例えばその野菜を食べる際に掛けるドレッシングにはリノール酸系の油が多く含まれるため、折角の有機野菜の良さがダメになってしまいます。
有機野菜を食べれば即改善するわけではなく、調理の際にもアレルゲンとなりかねないたんぱく質、脂肪、糖分、ゼラチンなど、要素の食べ物や調味料を入れないように細心の注意をはかって、食事を作ると言うことが一番大事になってきます。

離乳食の段階から、子供の身体の中に入れる食べ物の安全性をしっかり考えることで、アトピー性皮膚炎は改善できる可能性が開けるといえるでしょう。

 

また母親もお乳の生産元だと考えると、母親の身体に対しても気を遣う必要があるでしょう。

 

正直なところ現在、有機野菜とアトピー性皮膚炎に関しては情報が錯綜していてこれが正しいという絶対的な保証はないのが現状です。
あれがいい、これがいいと色んな情報を耳にするかと思いますが、結局、最終的には自分で安心して口に入れられるものを自分で判断するほかないのでは、ということに行き着くことを忘れないで下さい。